都市域における在来・外来ダンゴムシの生息状況と遺伝的多様性を探る

坂西梓里(寄生虫疫学)、片平浩孝(寄生虫生態学)、新田梢(植物生態学)

研究プロジェクトの概要

私たちの身近な環境に生息し、知名度の高いダンゴムシですが、都市域にも複数種が生息していることはあまり認識されていません。私たちが普段よく目にするオカダンゴムシは、明治期にヨーロッパから入ってきた外来種で日本全国に分布を広げています。一方、コシビロダンゴムシ科は在来種で、特に都市部では生息できる環境が限られています。そこで、本プロジェクトでは、都市域におけるダンゴムシ、特に在来ダンゴムシの生息状況を調査するとともに、各調査地の個体群について遺伝子解析を行い、その遺伝的多様性について評価します。

求める学生像

やる気があり、野外調査にも興味がある方、土壌生物等が嫌いでない方

研究詳細PDF
一覧に戻る